第13章 修学旅行の時間!
あの後、貰ったペットボトルの水を有難く頂戴して、目の腫れが治まったのを見計らって部屋へと戻った。
もう就寝時間が迫った時刻だったので部屋でも皆がバタバタと準備をしている。
「あっ京香おかえりっ!! どう? 暗殺成功した?」
茅野ちゃんの言葉に私はきょとんと聞き返した。
「あれ、私暗殺するって言ってたっけ?」
「いや、さっき途中でやめて引き返してたからもっかい行くのかなーって」
頭いいな!
さすが進学校……
「ねえ京香ちゃーん! 布団敷くの手伝って!!」
遠くから岡野さんの声が響く。
「はいよ! 今行く!」
私は愛美ちゃんと岡野さんの方にかけていった。