第13章 修学旅行の時間!
……布団の準備が終わり、深夜。
皆もう粗方話もしつくし、就寝。
……この修学旅行、色々な事があったな。
イリーナ先生が思ったよりも大人でびっくりした。
……私は、帰りたくない…のかな。
……ううん、そんな訳ない。
暖かい家、皆が待ってる学校。
……ほんとなら、卒業してた、はずの…私の学校。
…何度も、何度も願ってる。
私は、帰りたい。
あの世界へ、もう1度戻りたいんだ。
私も皆と同じように瞳を閉じた。
修学旅行はあっという間に終わって、私達は自分の家へと帰った。
そして、一学期も後半の学校。
新たな波乱が巻き起こる。