• テキストサイズ

【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第10章 巨乳は味方か敵か




次の日。


英語の授業。

ビッチ先生の授業だ。

しかし昨日とは違う空気が流れていた。


ビッチ先生が苛立たしげにタンっと何度もタブレットを叩く。



「あはぁ、必死だねビッチねえさん。『あんな事』されちゃプライドズタズタだろうね〜〜」

カルマ君が笑いながら言う。

「先生」


重い空気を払うように磯貝くんが言葉を発した。


「…何よ」

「授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか? 一応俺等今年受験なんで…」


よく言った磯貝くん!! 前を見れば頷く生徒も何人か。


しかしビッチ先生はそれを一蹴した。


「はん! あの凶悪生物に教わりたいの?

地球の危機と受験を比べられるなんて…ガキは平和でいいわね〜」



……違う。




私は置いといて、皆は違う。





皆は、『地球がこの先も無くならない』場合を考えて、勉強したがってる。


どっちも比べるもんじゃない。



何度も何度も読み返したマンガをもう1度脳内でめくる。



……読み返せたから、この意見を持てたのかもしれないけど…。
/ 492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp