第10章 巨乳は味方か敵か
そして普通にデレた。
渚君のメモ帳に、『弱点⑤おっぱい』と記される。渚君……割と容赦ないな。
「…何のひねりも無い顔だね」
「…うん、人間もありなんだ」
2人は困り顔で話した。
「ああ…見れば見るほど素敵ですわぁ。その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節……私とりこになってしまいそう♡」
「いやぁお恥ずかしい」
生徒と眼前でデレデレする殺せんせー。
……まあでも皆そろそろ悟っただろう。
この時期に、こんな風に殺せんせーに接する人。
間違いなく……普通の人では、ない!!
ってね。