$赤司君の一目惚れは訳ありの秘密を持つ美少女$‐赤司落ち‐
第2章 帝光中
「さて、どれにするかなぁ?」
「うーんと、あ、この赤いバッシュは?」
私は何十ものあるバッシュの中から綺麗な赤いバッシュを選んだ。
「うん、このバッシュはかなりいいなぁ。なんでこのバッシュを?」
「ええーと、赤司君あまり試合に出る程の対戦相手ってなかなかいないからいつも司令塔みたいにやり取りをして皆を勝たせてくれるでしょ?なら、もし強い対戦相手が来たならすぐ動けるようにこのバッシュを、それに赤司君は滑らかに動くからキレのあるバッシュを選んだの!」
『ぽんっ』※頭を撫でる。
「え・・////」
「そんなにも俺をリカが分かってくれていると思うと嬉しいよ・・ニコッ」
私は赤司君のこうゆう不意に見せる優しさや、笑顔にまた、引かれたのかもしれない。
「すみません、これを1つ。」
「はい、ありがとうございます!」
でも、前の能力を無意識に使ってる事も同時に実感した瞬間でもあった。
「ありがとう、じゃこれからどうするか・・まだ、帰るにも少し早いしなぁ・・」
「あ、あそこのカフェにでも行く?」
「いいよ、行こうか・・ニコッ」