• テキストサイズ

片恋 《気象系BL》

第16章 リフレイン


「体、大丈夫?」

「うん。大丈夫だよ」

本当は少し腰が痛いけど、大したことないし、心配させたくないから

「そっか…なら良かった。腹壊すかもって言われたから」

「腹?腰じゃなくて?」

「うん、腹。ナカに出すと腹壊すから、ちゃんと掻き出してあげなよって」

「掻き出す?」

「ん、だから昨日翔ちゃんが寝たあと、綺麗にしてあげたんだけど、大丈夫だったかなって思って聞いたの」

俺が寝たあとアソコから智くんの出したモノを掻き出した?

「…なっ、なにっ!それっ!」

飛び起きて寝ている智くんを見下ろした。

「なにそれって、そのまんまだけど?」

恥ずかしすぎるんですけど!
そんなの全く記憶にない!疲れて寝ていたとはいえ、寝てるときにアソコを弄られてたなんてっ!

「だって翔ちゃん、声かけても起きないし、寝てる翔ちゃんを風呂まで運べないし…ここでやるしかないじゃん。今日も仕事あるんだもん、体調悪くなったら大変でしょ?」

そりゃそうだけど…でも、寝てるときって…

黙りこんでしまった俺に智くんが心配そうに声をかける。

「翔ちゃん?どうした?やっぱり腹痛い?」

「…痛くない…けど、恥ずかしい…」

「もぉ~、可愛いんだからぁ~」

智くんが勢い良く抱きついてきて、ベッドに押し倒された。

「ちょっ!智くんっ!」

キツく抱きしめられて苦しい…けど、しあわせ…
/ 592ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp