第2章 Kiss からはじめよう
《おまけ 楽屋のナイショ噺》
翌日、智くんは午前中から仕事があり先に出掛けた。
俺は午後からの5人での雑誌撮影まで時間があったので、智くんの家で少し休んでから仕事に向かった。
楽屋に着くといつものように新聞を読んでみんなの到着を待った。
「おはようござい、ま、す?」
「おはよう、ニノ
どうかした?」
「イヤイヤ、どうかしたのは翔さんでしょ?」
え?なに?どこかへん?
「昨日帰る時はまだでしたよね?
夕べいきなり?
大野さんやる時はやりますね…」
ニノが訳のわからないことを呟いている。
「おはよー!」
「あっ、相葉くんおはよ~」
「っ⁉翔ちゃん今度こそ遂に?
ってか一気にそこまで?
大ちゃん意外と手早いんだねぇ」
相葉くんも訳わからないことを言う。
折角3人の言ってたことがわかったのに。
また俺だけ置いてきぼり?
「おはよ~」
「はよ~」
一緒の仕事をしていた智くんと松潤が楽屋に入ってきた。
「大野さん、ちょっとやり過ぎじゃないですか?」
「なにがだよ!」
「いや、翔さんこんなにしたのあなたでしょ?」
「ありゃ~!リーダーやるねぇ」
松潤が俺の方を見て話す。
なになに?もぅ、またわからないよ~!
俺どこか変⁉