第10章 always
ライブ会場に着くと他のメンバーは既に揃ってた。
大「おはよ」
二「おはようございます、おふたり一緒だったんですか?」
大「あ、うん、まぁ…」
二「はぁ~、やっばり大人しく帰りませんでしたか…」
ニノがやれやれといった感じで肩を竦めた。
大「なんだよ、それ」
二「そのまんまでしょ?ご自分たちの方が心当たりあるのでは?」
相「え~、なになに、翔ちゃんたちお泊まりしたのぉ?」
相葉ちゃんが興味津々に聞いてきた。
櫻「あ、うん…」
松「っ⁉翔くん、声!」
櫻「え、そんなに酷い?」
二「まぁ、聞く人によってはわかるって程度ですけど…」
松「ライブ前に声枯らすって…どんだけやってんだよ」
松潤が呆れたように言うから
大「お前には言われたくないわ!」
松「…はい、すみません…」
二「でもあの時、声は大丈夫でしたよね?夕べはだいぶ啼かされたってことですか…」
相「翔ちゃん『あんあん』言わされちゃったんだぁ」
ニノと相葉ちゃんに冷やかされ翔くんは顔を赤く染めて何も言えない…まぁ、そりゃそうだよな…
大「もうその話はいいから…そろそろリハ始めなくていいのか?」
松「いや、始めてもいいけど声がそんなじゃ体も相当辛いでしょ、翔くん」
櫻「あ、ううん、体はそうでも…」
二「え、声枯らす程喘がされたのに体に負担無いって、やりますねぇ大野さん」
そりゃ、理性は飛ばしても翔くんの体に負担掛けないように丁寧に扱ったから。
松「リーダー、今度そのテクニック教えてよ」
相「え~、松潤そんなこと聞いてどうすんのぉ?役に立たない情報じゃない?」
相葉ちゃんが面白半分にからかった。