• テキストサイズ

片恋 《気象系BL》

第2章 Kiss からはじめよう


その後の収録も無事終わり楽屋に戻ってきた。

「大ちゃん大丈夫だった~?」

「んっ?」

「転んでたじゃん」

「大丈夫でしょ?わざとなんですから」

「わざとっ⁉なんで⁉」

「……」

智くんが答えずにいる。確かになんで?

「あ~、なるほどね~」

松潤がニヤニヤして納得っと言う感じだ。

「あっ!そう言うこと!」

相葉くんも納得したようだ。

「大野さん、健気ですよね~?」

なんだよ、3人して。

全然わかんないんだけど。

「なに?どう言うこと?」

堪らず聞いてみた。

「あ~、翔くんはわからなくていいかな?」

「そうだね~」

「まぁ、我々から言うことではないですよね」

「………」

ん~、一人だけ仲間外れにされた気分。

表情に出てしまったようで

「そんな顔しないでください
いずれわかりますよ
ねっ、大野さん?」

ニノが智くんに話を振る。

「………」

それでも智くんは答えない。

なんだろ?そんなに言いづらいことなのかな?

「俺もう帰るね~
早く家で休みたい、お先~!」

「お疲れさま~
さぁ、相葉さん我々は次の仕事行きますよ」

「OK!
翔ちゃんは上がり?」

「うん、今日はもうないよ」

「そっか、お疲れ~!
じゃあ、大ちゃん頑張ってね~」

「余計なこと言わない
お疲れさまでした」

2人が楽屋を出ていった。
/ 592ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp