• テキストサイズ

片恋 《気象系BL》

第7章 turth


<ニノサイド>

まぁ君と楽屋に戻ろうと歩いていたら楽屋の方から潤くんが歩いてきた。

「おはよー!松潤」

「あぁ、おはよう」

「おはようございます
潤くんどうしたんですか?荷物持ったままで」

「あ、えと、楽屋まで行ったんだけどさ…」

潤くんが目を泳がせている。

「もしかしてあのふたりですか?」

ビクッとした潤くん。何かあったな。

「いや…リーダーが翔くんのこと膝枕してたんだけど…」

膝枕?まぁ、あのふたりにしたら珍しいけど楽屋に入るのを躊躇う程ではないよな?

「え~、そんくらいするでしょ?」

まぁ君はそうでしょうね。

「うん、まあ、そうなんだけど…」

「なんです?歯切れの悪い」

「ん~、見間違いだと思うんだけど…
リーダーが翔くんに、キスしようとしてた…」

「へっ?」

「まさか⁉」

いくらなんでもそこまで進まないだろ…

「だよな…気のせい、気のせい
ごめん、忘れて」

ハハっと笑って3人で楽屋に戻った。

楽屋に戻るとふたりはいつもの場所に座っていた。

ただ、いつもと違うのはふたりとも顔が赤くて挙動不審…

翔さん、新聞読んでるけど逆さだよ?

大野さんは落ち着きなくずっと翔さんの事をちらちら見てるし。

ん~、さっき潤くんが言っていたのはあながち間違いでもない?
/ 592ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp