第4章 Be with you
店を出ようとしたとき
「あっそうだ、明日智くん休みでしょ?
俺、他に予定あって明日はお邪魔できないんだ」
すっごく残念に思った。
けど、今の俺は冷静さを取り戻した方がいいからちょうどよかったのかもしれない。
「うん、わかった
じぁあ、またね」
翔くんと別れタクシーに乗って家まで帰って来たけど翔くんのことが頭から離れない…
冷静になって考えたいのに全然落ち着けなかった…
どうすればいいんだー!
相葉ちゃんに相談するか?でもなんて言えば…
ベッドに入っても眠れない…
明日ってかもう今日か…仕事が休みで助かった…
昼頃起きていくらか気持ちが落ち着いてた。
落ち着いたというか色々考え過ぎて頭が働かない…
寝たのかどうなのかもわからない…
なんなんだ、これ…?
しかも答えがいまだに出ていない…
「はぁ~」
ため息しかでないよ…
そんな時に電話がなった。
画面を見ると松兄からだった。
「もしも~し」
『おー!大野、お前今夜空いてる?』
今日は翔くん来ないっていってたもんな…
一人でいると考え事ばかりするし…
「空いてるよ」
『竜さんと飲むからさ、出てこいよ』
「うん、わかった」
俺は松兄の指定した店に行った。