第3章 着替えと着せ替え
セクハラの話で、だいぶ打ち解けたところで部屋を出た。
王様は、放置で…
ジャ『それにしても、南海生物を倒した時は驚きましたよ』
ピス『本当だよね』
ヤム『でも、魔導士ではないんでしょ?』
「う、うん…」
色々聞かれて、何から話せばいいのやら…
名前もいまいち、覚えられないし…
「ところで…シンドバットさんって、いつもあんな感じなんですか?」
マス『どうしてッスか?』
「似てる人を知ってるから…」
そう…あの八番隊の春水だ。
こっちの王様の方が、女ったらしの度合いが酷そうだけど…
"ねぇ…紫水ちゃんは、いつになったら食事に行ってくれるのさ?"
"誰も行くなんて、言ってませんから"
"そんなに彼が好きなのかい?"
"貴方には、関係ないですよね"
"僕なら…君の傍に居られるのに…"
その言葉を聞いて、思いっきり鳩尾に肘鉄をいれてやった。
「どうして私なのよ…」
ピス『紫水ちゃん?何か言った?』
「何も…それより、私の格好だと目立ちますよね?こちらの服に着替えたいんですが…」
ジャ『そうですね。ヤムライハ、ピスティ頼めますか』
ピス&ヤム『『わかりました♪』』
「え?(汗)」
ヤム『さぁ、行きましょう』
ピス『きっと、ヒラヒラの服似合うよ♪』
「いや…あの…普通の服でいいから…ねぇ、聞いてる!?普通のぉぉぉぉ!!」
私の意見は無視ですよね!?
ちょっ…待ってぇぇぇぇぇぇ!!