第4章 .下剋上
「う〜、2人してオレをイジメて…楽しいんスか」
「まぁストレス解消位には…」「なるよな」
「マジで泣くっスよ!!」
嘘泣きを始める黄瀬を無視すると、黙ってればいいものを、また話し出した。
「それはそうと…ナンバ走りの凄さはわかったっスけど、誠凛はこんな所でやられるタマじゃないっスよね」
「そうだね、まだ始まったばかりだし、何よりあの坊主が調子に乗ったままだからね」
第2Q
火神はいきなり津川(って黄瀬が言ってた)をぬいてダンクをキメた。
「やっと始まったな」
「このまま流れが続いてくれると嬉しいんですけどね」
「そうっスね、津川のスキルは1年前より確実に上がってる。ソコを誠凛がどう攻略するか見ものっスね」