第2章 仕事の後のXmas night。
side灰羽
ドアが開き、中に入ろうとしたとき、梢が下から俺を見て積極的におねだりをする。
我慢の限界。
そのまま梢を部屋に押し込みベッドに押し倒す。
コートを脱ごうとした梢に噛み付くように口付けをする。
キスをしながらスーツのジャケットとワイシャツを脱ぎ捨て、床にほおった。
そして、ベルトを外しボクサーパンツから大きく起立した肉棒を取り出し手早く避妊具をつけ、梢の足に手を這わすと下着とタイツを膝までずり下ろす。
その勢いのまま俺は、梢の膝が布団につくくらいグッと腰を上げそのまま一気に挿入した。
『あああああんっ!』
慣らさずに挿れたのに、梢の中はとろとろで絡みついてくる。
『やっ!リエーフくんっ!ふくっ!』
「ごめんっ…ナカ気持ちよくて無理…」
初めは戸惑っていた梢も何回も奥を突くと次第にとろけた顔になってくる。ニットワンピをたくし上げ強引にたくし上げれば形の良い胸がぷるんと震えながら露出した。
先っぽ吸いつこうとするけれど足にはタイツが絡みついている。
その先には梢には珍しいロングブーツ。
邪魔だな…
体制を変えようと梢の中から肉棒を抜く。
どう体勢を変えようかと悩んでいると、ベッドについていた手をぎゅっと握る梢。
『焦らさないで…はやくぅ…』
潤む瞳
真っ赤な頬
震える柔らかな胸
そして、俺を誘うようにひくりと動く入り口
俺は衝動的に梢の体勢を反転させ腰を引き寄せると欲望のまま後ろからずぶりと貫いた。
『やっ…!』
ひゅっと息を飲む音がした後くたり、上半身が崩れ、腰を高く上げるような体勢…肉棒が一番奥まで届く体勢になる。
俺は腰を動かしながら梢を背中から抱きしめた。
「梢っ…エロすぎ…俺のことどんだけ好きにしたら気がすむのっ…」
『りえ……も…』
「ん…一緒にイこっか…」
そういうと俺は梢がシーツをつかんでいる指に自分の指を絡める。
「……梢っ…出すよっ…」
そう言い最奥を穿つと、梢は身体をのけぞらせながら小さく声を上げて身体をぶるり、震わせる。
ぐぐっと膣壁が締まり俺も皮膜に大量の欲望を吐き出した。