第2章 仕事の後のXmas night。
家までの数十分が待ちきれず、駅前のビジネスホテルに急遽移動。
部屋に入るまで待ちきれなくてエレベーターの中でリエーフくんのネクタイをくんっと引けば、リエーフくんは壁に私を囲い込み噛み付くようなキスをする。
キスをしながら私の手はリエーフくんのネクタイを外す。
リエーフくんは背中を撫でていた手で服の上から下着のホックを外した。
チンッ
エレベーターが止まり、ドアが開くとぐいと手を引かれ走るように廊下を歩く。
鍵を開ける時も周りに人がいないことがわかっているから後ろからリエーフくんに抱きしめられ、体を弄られる。
『リエーフくん…鍵、開けられな…』
「開けられなかったらずうっとここでだよ?」
電車で私を乱した指がタイツ越しの足をなぞる。
「他の人に見られながらとか、余計燃える。」
反対の手はニットの上から胸を揉みしだく。
かちり、かちりと鍵穴に鍵が当たり上手く刺さらない。
遠くからエレベーターが動く音も聞こえはじめ、本格的に焦りだす。
『りえ…ふくん…誰か…』
「ねえ、梢…俺もうこんなだよ?」
そう言うとリエーフくんは私のワンピースの裾をたくし上げ、服越しに肉棒を擦り付ける。
それだけで私の下の口はきゅんと疼いて、腰に当たるソレをいますぐにでも飲み込みたくなる。
がぢり
やっと鍵穴が鍵を飲み込んだ。
くるりと回すとぴーっと電子音がし、鍵が開いた。
私はその体勢のままおしりをくんっと突き出し後ろを向いた。
『はやく…なかで…シて?』