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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第10章 裏の顔


俊side

「にぃ……ちゃっあぁ!っんぐっ!」

「俊、声デカイ……」

兄ちゃんの大きな手で口を塞がれる。
いつも以上に激しく、気持ちいい。
その証拠にまた勃ってきた。

「ふんんっ!んっ」

「はぁっ……はぁっ……」

兄ちゃんも息が上がってる……

「俊……嘉神にどこ触られたの?ここ?」

ゆっくりと手を動かしお腹の方に回される。

「ど……どこも……あっ!」

「嘘……」

「嘘じゃ……んっ……でもキスされた……あぅっ!」

「はぁ?……あー!ムカつく!!」

「いったい!!兄ちゃん!!いたい!」

「我慢!もう終わるから!」

「やぁ!!んっ!」

痛い……何で……

「うぅ……もうやだ……兄ちゃん嫌い(泣)」

「え、ご、ごめん!!俊!!」

兄ちゃんが全力で土下座をする。

「俊に俺以外の奴が触れたって考えたら、イライラして……」

「……風呂入ってくる……」

「俊!まっ!」

僕は勢いよく扉を閉めて1階に向かった。
腰痛い……階段とか特に響く……
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