第6章 我慢……
和也side
目が覚めると俊くんが俺の上に馬乗りになりキスをしていた。
「っ!?俊くんっ!?////」
状況が読めない。
何で俊くんは俺にキスしてんだ?
俊くんは「頼っていいんですよね?」っと尋ねてきた。
もう我慢が出来ないと言われた瞬間、もうどうなってもいいと思った。
理性がぶっ壊れた。
俺は俊くんを逆に押し倒し、深くキスをした。
まだ小さく狭い口内に舌を入れていく。
「ん……和也さん……////」
俊くんは声を漏らしながら息をする。
その声も女の子みたいで可愛い。
舌を絡めて片手で細い体を触っていく。
かなり感じるのか喘ぎ声が漏れている。
「ふぁ……あ……////」
ふと見ると俊くんは涙を流し始めた。
その瞬間、理性が戻り俊くんから離れる。
何やってんだろ……俺……
相手は親友の弟でしかも小学生……
「和也さん?どうして止めるんですか?」
「俊くん……ごめん、やっぱできない……」
「え……」
俺は俊くんを座らせた。
そして、流れている涙を拭う。
「だって俊くん泣いてる。本当は嫌でしょ?分かるよ……」
「っ……」
泣いてるのに今気づいたのか驚いていた。