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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第6章 我慢……


俊side

目が覚めたのは夜中の1時。

まだこんな時間か……
どうしよ寝れない。

ふと横を見ると和也さんが眠っていた。
ずっと見ていると兄ちゃんに見えてくる。

鼓動が速くなる。

違う……兄ちゃんじゃない……あの人は和也さん。

そう必死に言い聞かせるけど、気がつくと和也さんの布団の中に入って馬乗りになっていた。

なんだろ……体があつい……
我慢しないといけないのに……

「ごめんなさい……」

和也さんの胸元に手を置き顔を近づける。
そして、唇にキスをした。

暖かくて、気持ちいい。

「っ!?俊くん!?////」

「っ!////」

和也さんが目を覚ました。
どうしよ……でも……我慢できない……

「頼っていいんですよね?お願いします……我慢出来なくて……」

和也さんは驚いた表情をしていた。
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