第5章 悪いのは……
和也side
「はぁ……」
今、昼休み中で結城と屋上で昼食を取っている。
けど、結城は何も食べずずっとため息をついている。
これは聞くべきなのか?
いや、聞いてはいけない気がする。
うん、聴かないでおこう。
「……俊が……」
ん?何も聞いてませんけど結城さん……
「……最近エロすぎる……」
「ぶっ!?」
俺は驚きのあまり口の中の物を吹き出してしまった。
「汚ったね!何やってんだよ和也!」
「はあ?!お前が聞いてもねぇのに変な事言うからだろ?!」
「普通聞くだろ!親友だろ?!」
「聞いてはいけない気がした。」
「でさ、「続けんのかよ!」」
弟とヤッたと聞いてから敢えてその話を避けていたが……
コイツから話し始めるとか……
頭が持たねぇ……