第4章 僕だって
俊side
僕は急いで家に帰った。
「兄ちゃん!」
けど、家の中には誰もいなかった。
あ、そうだ、今日兄ちゃんバイトだった。
兄ちゃんは家の近くの喫茶店でバイトをしている。
たまに料理の手伝いもするって言ってた。
たぶん、5時から行ってるから帰ってくるの8時かな。
うーん……待てない!
でも、勝手に行ったら怒られそうだし……
うー……仕方ない。
帰ってくるまで待っておこう。
僕は仕方なく待つことにした。
お腹空いたー
何かあるかなー
僕は食品棚を開け見てみた。
クッキーが入っていた。
兄ちゃんの手作りかな?
クッキーの皿を取り出し一口食べてみた。
かなり美味しい。
この味は間違いなく兄ちゃんの手作りだ。
たぶん、昨日の夜作ったんだろうね。
材料買ってきてたし。
本当に美味しい!
僕は甘いのが大好きなんだよね!
だからよく女子かって言われる。
パフェだって1人でたべちゃうんだよね!
はあ、兄ちゃんが帰ってくるまであと3時間……暇だなー