第3章 嫉妬
俊side
「兄ちゃん?どうしたの?……ひゃあ!////」
急に首元を舐められた。
驚いて変な声が出た。
「兄ちゃ……擽ったい……////」
「俊……」
お姫様抱っこされて階段を上がって行く。
え……ちょっと待って……この状況って……
「ちょっと待って!兄ちゃん!」
「待てない。」
「ねぇ!ヤダって!」
それでも兄ちゃんは僕を離そうとしない。
どうしよ……
部屋に着くとベッドに寝かされる。
逃げようとするけど、すぐに馬乗りになられて押さえつけられる。
「兄ちっ!んん!////」
キスをされる。
しかも深く。
舌が絡んで息ができない。
僕は何とかして兄ちゃんを引き剥がした。
「っ!兄ちゃん!本当に止めてよ!」
「……なんで?嫌いになった?」
兄ちゃんの目が怖い。
狼に狙われているみたいに感じる。
「違う……その……今日はちょっと……腰が痛くて……」
兄ちゃんの目がいつも通りに戻った。
「ごめん。昨日のせいか。」
「ううん。大丈夫。……あれ?兄ちゃんそれ……」
僕は兄ちゃんの膨らんだモノを指指した。
「あ……」
「何?」
その後、兄ちゃんから教えてもらった。
勃起って言うらしい……
初めて知った。
やっぱ辛いのかな?
「どうしたら治るの?」
「うーん……まだ知らなくていいよ。ちょっと抜いてくる。」
「抜く?なにするの?」
「あ……」
「ねぇ、教えてよ!僕兄ちゃんを楽にしてあげたいし!それに……好きだもん……兄ちゃんの事。だから色々知っておきたいよ!////」
「はぁ……分かったよ。」
その後、兄ちゃんは教えてくれた。
どうやったらいいのか。
「そ、そうなんだ……////」
「そうなの。ごめん、そろそろ抜いてくる。」
「待って!」
僕は兄ちゃんの服を引っ張った。
「僕にも手伝わせてよ////」