第16章 おまけ2!
俊side
「じゃあ、帰るね。あまりいれなくてごめんね。」
「いいよ、和也も仕事だし。俊とアレンのためにしっかり働いてもらわないとな!」
「そうだね(笑)」
「あははは(汗)」
僕達は帰る準備をして、日本から離れた。
何か懐かしかったな。
あまり景色も変わってなかったし。
また、来年帰ってこよう。
飛行機の中では行きと同じようにアレンは寝ていた。
やっぱ疲れたよね。
「……可愛いな。」
「うん。僕達の子だもん。当たり前だよ……」
「……何か考え事?」
「……アレン、大きくなったらどうなるのかなって。僕達のせいでいじめられたりしないよね……」
「大丈夫。アメリカだぞ?それに、きっとアレンは強くなる。」
和也さんが僕の手を強く握りしめる。
「うん……そうだよね。」
心配しなくても大丈夫。