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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


和也side

「ただいまー……って寝てるし……(汗)」

俺が風呂入ってる間に寝てるとか……
……相当疲れたんだろう。

俊くんの髪の毛はまだ少し湿っていた。

髪をよく乾かさない所とかは変わってないよな……
結城が昔、「髪をよく乾かしてくれ」って俺にお願いした事あったしな……
後は甘い物大好きとか……
……結城の事好きとか……

俊くんはアレンを優しく抱いて眠っていた。
俺もその隣に寝ようとゆっくりと布団に入る。

「んぅ……」

やば、起こした?

そう思ったけど、こっちに寝返りをうってまた眠った。

近いな……
あまりの可愛さにキスをしたくなった。

「ちょっとくらい……いいよな……」

俺は俊くんの上に覆いかぶさりキスをした。
男の欲望には勝てない。
1回だけじゃ足りなくて何度もしてしまう。
最初は軽くだったが、どんどん熱いキスに変わっていった。

今までお預け食らってたからな……

俊くんの声が漏れ出してきた。
自分の制御が出来なくなって来た俺は、俊くんの服に手をかけ少しずつ脱がせていった。

「んっ……ふっ……////」

身体が熱くなっていく。
もう駄目だ!

バチン!
その音と共に頬に痛みが走った。
俊くんを見ると、目を覚ましていた。
しかもめっちゃ怒ってる……
今までにないくらい怖い……
痛みの原因はビンタか。

「何やってるんですか?」

急な敬語!!
怖っ!!

「えっと……(汗)」

「人が寝てる時に襲うとか……しかも酒臭いし……」

俊くんは酒臭いのが嫌いだ。

「最低ですね。」

「すみません。」

俺は俊くんの上から退き、横に寝た。

樹哉(たつや)は毎日してるって言ってたけど……
樹哉は近所に住んでて俺の同僚だ。
俊くんが隣の奥さんと仲良くなったらしい。

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