• テキストサイズ

僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


結城side

「兄ちゃん?!////」

うっわぁ……やべぇな……

「結城!?てめぇ!鼻血たらしてんじゃねぇ!!」

和也が俊を隠しながら俺に怒鳴りつける。
鼻血?
あ、ホントだ……

「ご、ごめん……////」

「ぼ、僕は大丈夫だよ!兄弟だし!////」

俊がアレンの体を丁寧に拭きながら俺を慰める。

「それに、ほら、昔あんな事したから////」

あー……やったな。
懐かしい……

「だから気にしない!和也さんもほら早くアレンに服着せて!////」

「お前、由衣がいながら人の嫁に興奮とか……最低だな。」

「いや、別に興奮するくらいいいだろ。手出してるわけじゃねぇし。」

「うっわ……アレンはあんな奴になっちゃ駄目だぞー。」

「いいからさっさと服着せて!風邪ひいちゃうってば!兄ちゃんもさ……いつまでいんの?////」

「あ……」

俺と和也はアレンと一緒に浴室から出された。

にしても……ほんと大人になったな……
あんなに小さくて可愛いかったのに……
いや、今でも可愛い。
俺らはアレンの服の着せ方が分からず、母さんに任せた。
いつもは俊がアレンを見ているらしい。
だからコイツ何も分かんねぇのか。

「お前さ、俊にばっかさせんなよ。仮にも旦那だろ?」

「俺も『手伝おっか?』って声掛けんだけど、『いい。』って返されるんだよ。」

「うん、そこは『手伝おっか?』じゃなくて『俺がやるから休んでて』の方がいいと思う。俺的には。」

「そ、そんな言い方……ちょっときつくねぇか?」

「いやいや、普通だよ。むしろそっちの方が惚れ直されるんじゃねえの?あ、ただし、笑顔な。じゃねぇと怒って聞こえる。」

「な、なるほど……イケメンの言うことはやっぱ違いますな。」

「そこイケメン関係あるか?」
/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp