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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


和也side

「また何で由衣なんだ?今までそんなんじゃなかっただろ?」

「あー俺も不思議だよ。まぁ、気が合うからかな。」

結城は失恋者同士という事で由衣とさらに仲良くなったらしい。
自然と好きになってたとか。

「子供とか動物にも優しいし、何事にも一生懸命だし、俺の話聞いてくれるし……そういう所が好きなんだ。」

「告白はどっちなんだ?」

「俺だよ。」

「まじ!?え、どんな風に!?」

結城が告白!?
これは貴重な話だ!

俺は興味深々で尋ねた。

「……なんで言わなきゃなんねぇんだよ。」

「気になるから。いいだろ?親友なんだし。」

「はぁ……『お前の事が好きだ。俺と付き合ってくれないか?』……もうなんだよ!?////」

俺は照れながら言う結城がおかしく笑いが止まらなかった。

「何楽しそうに話してんの?」

俊君がこっちにやって来た。

「聞いてくれよ!こいつさ……むぐ!」

「和也!?////」

結城が俺の口を塞いだ。

「もー何?」

「何でもねぇよ////」

俊君が少し怒ってる。
後でこっそり教えておこう。
多分このまま口聞いてくれなくなる。

「それよりさ、明日はどうするんだ?」

結城が尋ねる。

「和也さんの家に挨拶に行こうかな。それから初詣に行きたいんだけど。」

「了解!じゃあ、もう遅いから風呂入ってこいよ!アレンも一緒に!」

「うん!」
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