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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


俊side

和也さんは朝からまた仕事に行った。
今日も遅くなるのかな。

昼までに洗濯、掃除、買い物済ませなきゃ。

僕は先に洗濯機を回してその間に掃除を済ませた。
そしたら丁度いい時間に洗濯機が止まって洋服を干す。

家事には大分慣れてきた。
初めはバタバタしてギリギリ終わらせてたけど、今じゃ少し時間が余る。


その時間はテレビを見たりして英語の勉強をしている。


「よし!買い物行って一休みしようかな。」

あれ?
何か外が騒がしいような。
てか赤ちゃんの泣き声?

「ただいまー!」

「……え?!和也さん!?まだ昼……」

「俊くん……この子お願いできるかな?(汗)」

和也さんの腕の中には赤ちゃんがいた。

「え!?ちょっ!何で赤ちゃんが!?」

僕は泣き止ませるために抱っこして軽く上下に揺らした。
すると、笑顔になる。
あれ……この子……

「昨日の……?」

「そ!俺らの子供!」

「僕達の……いいの?」

「うん!手続きも全部済ませたし。それに、その子俊くんの事好きみたいだし。昨日の俊くんの姿見て思ったんだよ。『幸せそうな顔してるな』って。俺もその顔見るの好きだし、それに子供好きだからね。俊くんにプレゼント。」

「和也さーん(泣)」

「わぁ!ちょ、赤ちゃん泣いちゃうから!」

嬉しい!
僕達の子供……
兄ちゃんにも早く知らせたいな……
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