第16章 おまけ2!
俊side
結局あの後、赤ちゃんが寝るまであやし続けた。
帰れないかと思ったけど何とか眠ったからよかった。
「俊くん、着いたよ。」
和也さんが車を停めた。
あれ、ここどこ?
「付いてきて。」
手を引かれそのまま付いて行く。
辿り着いた場所は……
「ジャーン!どう?綺麗だろ?」
「わぁ!すっごい綺麗!!」
街が見渡せる……
何処の家もイルミネーションがしてあって、広場には大きなクリスマスツリーがあった。
雪も降り出していい雰囲気。
「ありがとう!和也さん!」
「……俊くん……」
「うん?……っ////」
キス……
誰かに見られたらっ……
周りには誰もいない……
「俊くん、俺と結婚してくれてありがとう。これからも俺の側で奥さんとしていてください。」
そう言って抱きしめられる。
僕も抱きしめ返して
「今更何言ってるの……当たり前です////」
次は僕からキスをした。
今日はクリスマス……
和也さんと一緒に過ごした1日は短く感じた。
「あの、プレゼントあるんだけど……はい、これ////」
「わ、まじ!?ありがとう!……ネクタイだ!丁度新しいの欲しかったんだ!」
「それは良かったです。」
「……俺からのプレゼントは明日まで待っててくれないかな?」
「別にいらないよ。一緒に居られるだけで幸せだから。」
「……そう?」
僕達は写真を撮り、家に帰ることにした。
家に帰って、ご飯を2人で作り食べ、ケーキを2人で分けた。