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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


俊side

「入ります……」

「はいよー……って何で隠してんの?」

僕はタオルで体を隠していた。
いくら夫婦でもやっぱり少しは恥ずかしい……

「まぁいいや。俊くん、ここに座って。」

和也さんは湯船に浸かり僕のスペースを作る。
浸かると気持ちよくて「はぁ」と声が出る。

「やっぱり2人じゃ狭いね(笑)」

「そうだな……子供がいたらさらに狭いな(笑)」

「……そうだね……でも……賑やかだろうね……」

和也さんは僕を後ろから抱きしめた。
いつもは温かいけど……ちょっと暑いな……
ちょうど耳元に声が当たる。
擽ったい……

「俊くんってほんとに子供好きなんだね……俺だけじゃ足りない?」

「そんな事ない……和也さんといると凄く楽しいし……嬉しい。」

「……それは嬉しいな……」

和也さんは僕を離し向き直す。

「明日さ、クリスマスでしょ?ちょっと付いてきてほしい所があるんだけど……」

「え、でも仕事は?」

「休み貰えた。お隣さんの旦那さん、俺と同じ職場なんだけど『明日はクリスマスだから奥さんと過ごせ』って言われたからさ(笑)」

「そっか……わかった。僕も明日は一緒に過ごしたかったから、嬉しいよ。」

やった……明日は一緒に過ごせるんだ!
張り切ってご飯作ろう!
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