第15章 おまけ♪
俊side
ピンポン♪
ん?……あ、また寝てた。
今は丁度夜中の12時……
こんな時間に誰?
和也さんはまだ寝てる。
頭を僕の膝から退かし、玄関に向かう。
「はーい、誰で……」
しまった!英語で話さないと!!
「えーと……えっと……」
「俊!」
突然抱きしめられた。
この匂い、この声、この体温……
「兄ちゃん!?何でここに!?」
「お前が会いたいって言うからきた。」
「え、ちょっ……////」
びっくりしたけど……嬉しい……会えた。
兄ちゃんに……
しかも抱きしめられてる。
「兄ちゃん……会えた……」
暖かい……こんなに暖かくて気持ちいいの久しぶり……
「俊……」
あ……近い……もしかして……
「だ、だめ!僕一応人妻だよ!?」
「うー……んだよ、こっちでは挨拶にキスは普通だろ?」
「そうかもしれないけど!兄ちゃんも僕も日本人だし!和也さん居るからありえない!」
「……和也帰ってきたのか……」
「あ……うん、今日は早かった。けど、すぐ寝ちゃった。」
「ふーん……何?どのくらいお預けくらってんだ?」
「……4ヶ月くらい……」
「なるほどな……溜まってるんだな。」
「ひゃっ!////」
急にお尻触られた。
やばい……今の声は……やばい……
「ちょっ、ちょっと!////」
「ん……俊くん?誰と話してんの?」
あ……和也さんが起きた……
「よぉ、和也……」
「結城!?」