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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第14章 僕のお兄ちゃん


和也side

俊くんはそのまま眠ってしまった。
俺は俊くんを抱えベッドに運ぶ。

ちょっとやりすぎた……
あぁぁ!俺の馬鹿!馬鹿馬鹿馬鹿!
5歳も年下の相手に……

後で後悔した。

結城が知ったらどうなるか……
俺殺されるかも……(汗)

「ん?」

「あ、ごめん、起こしちゃった?」

「……ううん……和也さん……今日は泊まるの?」

「うん……もう遅いから……俊くんも明日学校でしょ?寝な。」

「……」

俊くんは寂しそうな顔をする。

「どうした?」

「……その……一緒に寝たいなって……」

俺は俊くんのその言葉に負けてしまった。

「わ、分かった……一緒に寝よう……その前にちょっと片付けしてくるから待ってて?」

「うん……」

俺は早く俊くんと寝たくて片付けを済ませ部屋に戻ることにした。

「俊くん?起きてる?」

「うん……待ってた……」

俺は俊くんの隣に入った。
すると、俊くんは俺に抱きついてきた。
その瞬間、再び恋人同士なんだと実感する。
俺も抱き締め返し、お互いの温もりを感じながら眠りについた。
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