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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第14章 僕のお兄ちゃん


和也side

やっと来たか……

結城が家の中に入った後、凄い音がして危険だと思い入ることが出来なかった。
その後にすぐ男が家に入って行くのが見え、物陰に隠れた。
嫌な予感がして、警察を呼んだ。
俺も中に入っておくべきだった。
そして、もっと早く連絡を取るべきだったんだ。

俊くんが救急車に乗せられ、次は結城だ。
かなり体調が悪そうだ。

「和也……もし、俺に何かあったらさ、俊の事、頼んだ。お前のこと……信じてるから……さ……」

「結城?」

完全に力が抜けている。
そのまま倒れてしまった。

「結城!!おい!」

俊くんが運ばれるのを見て安心したのか?
俺も結城達に同行することにした。
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