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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第11章 もう1度振り向いて


俊side

「最終競技となりました。」

来た!
あー!緊張するーー!

て、えぇ!?
何で服脱いでんの!?
皆脱いでる……

「キャーー!結城くーん!」

え、兄ちゃん!?
いた!
やっぱ遠くからでも筋肉が分かる。
かっこいい。
てことはあれは和也さん!
和也さんも負けないくらい筋肉がある。
これは勝てる可能性大だよ!
しかもあの位置って大将!?
頑張ってね!

グラウンドのいろんな所で対戦し合っている。
激しい戦いが暫く続き、次々と騎馬が倒れていく。
5対3……兄ちゃん達のチームは負けている。
でも、兄ちゃんが倒されなければ勝ち。
大丈夫。兄ちゃんは何でも出来るんだから!

兄ちゃんが乗馬し、馬が前に進む。
そして戦いが始まる。
残り3騎は全滅し、絶体絶命。
けど、兄ちゃんは次々と倒していき、大将対大将になる。
5騎連続で倒し続けかなり疲れが見える。
深く深呼吸をし、整える。
和也さんから何か言われている。
たぶんアドバイスかな。

「結城くーん!頑張ってー!」

女子からの声援が凄い。
そして___
大将同士が組み合う。
なかなか決着がつかない。
2人の動きが止まる。
すると、一気に兄ちゃんが攻めて、相手を落とした。

___優勝だ。
あまりの迫力に見ることしか出来なかった。
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