• テキストサイズ

僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第11章 もう1度振り向いて


俊side

和也さんがどんどん摘んでいく。
そんなに美味しいのかな(笑)
兄ちゃんはイライラした顔で食べてるし。
母さんはそんな2人を見て微笑んでるし。

「はぁ、やっぱ美味ぇ!流石、結城の母さん!」

「良かったです(笑)結城?口に合わなかった?」

「ん?あ、いや!美味いよ(汗)」

全然美味しそうに見えない。

「あ!ところでさ、騎馬戦っていつなの?兄ちゃん出るんでしょ?」

「あー、最後だよ。」

「1番見せ場だね〜(笑)ファイトだー結城〜(笑)」

「お前も出るだろ。しかも俺の前馬。」

凄い組み合わせ……
でも和也さんが前なら安心かも。

「怪我だけはしないでね。」

「「おう!」」

「あ……(笑)」

やっぱ仲が良いな……

「兄ちゃん、ごめんご飯中に。トイレどこ?」

「あー、連れててってやるよ。」

「ありがと。」

僕は兄ちゃんに連れられ校舎内に入った。
意外と人がいない。
静かだ。
/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp