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海を想う、海を愛する。【ONE PIECE】

第7章 それからの一年


 そうして、沙羅にお休みを告げたお琴は最後に白ひげに声をかけた。
「ニューゲート、楽しかったよ、・・・“おおきに”」
居住まいを正し、深くお辞儀をしたお琴。
その動作、言葉使いに違和感を感じつつも、白ひげはただ黙って、見送った。

甲板から船室に降りたところで、お琴は、もう一度、
深く
深く
頭を下げた。

ニューゲートに、
古参のクルーに、
マルコ達、未来を担うクルーに、
若いクルーに、
沙羅に、
全てのクルーに
そして、モビーディック号に

おおきに、ありがとう。


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