第14章 合宿2日目
「はい、ドリンク」
私はさっき下から走ってきた先輩や、2年にドリンクを渡していく
あの坂を走るなんてスゴイ...
....って感心してる場合じゃなかった...
「はい、日向と影山......って....、おい!日向!?」
影山と日向がペアで登って来たので、ドリンクを渡そうと思ったら、そのまま走って行っちゃう日向。
ちょっと意味わからん...
「アイツ....」
私が縁下に相談しようとしたら、大地さんが上がって来る
キャプテンはメンバーの ヨーイ ドン 的なのを言わないといけないから、最後なのだ。
大地「日向め...どっかに消えたんだな...」
流石と言うか、もう、行動パターンが読まれてる?
大地「日向は俺たちで探すよ。あやねと清水は先に戻っててくれ」
そう言って、みんなに的確な指示をする大地先輩
かっけえエエエ!!
私達は先輩に言われた通り、体育館に戻ることにした。
そして、ぼちぼちお昼の準備も始めないと、まあ、遅くても、11時30分位には始めないと時間が足りない
運動部男子高校生の食べる量は半端ないからね...
そして、私達は体育館へと急いだ
ああ、荷物が重い...