第13章 月明かりの存在
月島「僕の異能力....."月の出".....ちょっと縛りが多いけど、掛かっちゃえばコッチのもの....」
ああ...
なんか、よく分かんないけど、人生最大のピンチってこうゆう事なんだろうなって本能で分かる。
月島「それじゃあ....まず....(?「ちょっと待った。」 !?」
月島君が何か言おうとしたとき、誰かが途中で止める。
もう...誰だよ....頭がついていかねー....(泣)
でも、この声...聞いたことある...だってわすれもしないあの声.....
月島「.....中也さん......」
いきなりで止められて嫌だったのか、嫌そうな顔をしながら言う。
あのお洒落帽子さん、中也って言うんだ....
中也「月島....能力を解け...」
月島「!?それじゃあ...!」
中也「解け....コイツは俺がどうにかする。」
月島「.............分かりました.....」
そう言って目をつむり、手をかざす。
また目を開けるといつもの目の色に戻っていた。
「!?」
その目と目が合うと、同時に体が動くようになる
中也「お前は、部屋に戻って引き続き調査と監視を頼む。」
月島「はい。」
そう言って月島君は戻って行く
ソレを呆然と見ながら立ち尽くす
いや....意味わからへん....多分夢かな....
そう思ったら私は意識が飛ぶ
中也「また、今度ゆっくりお話しようぜ...?」
意識がなくなる瞬間、そんなことを言われた気がした。