第13章 月明かりの存在
「目が....青い......」
目をそらしたいのにソレさえも出来ない。
まるで鎖に繋がれたみたいに
今の私にはそんな感想しか浮かばなくて、瞬時に今までの謎が繋がる。
なんで私の居場所が分かったのか、とか、月島君があの事件を知ってたのか、とか、今思えば簡単な事だ
ずっと居たんだ。
こんな近くに_____
その時背中にゾワリと悪寒が走る
「アレッ......?」
今気づいたけど、か、体が動かない....?
アレッ?
月島「あーあ...捕まっちゃた....」
そしてハハッと笑う月島君
その笑顔に恐怖を覚えた
怖い
と、思ってしまった