第3章 帰り道。
眼鏡
「くそッ...。お、まえ...。」
オシャレ帽子
「じゃあな。...お.......、次は無い..............。!!??。....。えっ?」
オシャレ帽子さんは決め台詞を言おうとしたが、私に気ずきやめた。
と言うか、とまった。
そして、私の方をジーーーーーーッと見ている。
オシャレ帽子
「お、お前!見てたのかよッ!?」
「えっ、あ、はい。」
頭が真っ白になり、状況が掴めない。
もう無理だ...。
オシャレ帽子
「....。しかも、お前...。学校にいた...奴だよな?」
(コクコク)
もう私声が出ない。
なので、ただコクコクと頷く。
オシャレ帽子
「くっそ...。面倒な事になったな...。」
オシャレ帽子さんは考え込むように、顎に手を当ててる。
こんな状況なのに、カッコいいと思ってしまう。
オシャレ帽子
「......まぁいい...。ちょっとお前来い。じゃあな。国木田。次はねぇーぞ?」