第2章 GW
黄瀬side
あれ??俺なにしてんだろ???
夢かな。
でも、
なんだか心地いい。
あったかい。
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『涼太ー??
どう??このくらいでいい??』
「うん。ちょうどいいっス!!」
あ、、、俺、っちにドライヤーしてもらってるんだ。
あったかい。
それだけじゃない。
ほんのり香る女物のシャンプー。
耳をくすぐるかわいい声。
全てがそろっていたあの頃。
『よし、できた!!
涼太。今度私のやって!』
「ん、じゃ、ここ座って?」
そう言って俺は自分の足の間にっちを座らせる。
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絶対、夢だ。。
だってもう、っちが、俺にドライヤーしてくれる事も無いし、
俺の中にそのぬくもりが、収まることもない。
あれ?俺、なんでこんな事考えてるんだっけ??