第2章 GW
黄瀬side
赤司っちによると、空港から車で結構かかるらしい。
「あぁーーー暇ーーー!」 なんて青峰っちが言ってるけど、
暇だ。なんて考えてる余裕は俺には無かった。
何を話せばいいのか。とか
っちが、どんな風にオトナになったのか。
赤司っちとの関係。
あの日の真実。
知りたいことがありすぎて……。
頭の中で思いをめぐらせてると
アメリカだから家ん中では靴を脱ぐのか?なんてことまで考えちゃったから、もうやめようとおもって寝た。
『桃っち。
ちょっと寝ていいっスか??
ついたら起こして。』
そう言うと、すぐに眠りに落ちた。