第2章 彼の後ろ姿(尻)がかなりエロい件について…燭台切光忠
私の肩に顔を埋め小刻みに震える光忠。荒い息遣いに甘える様子で擦り寄って来た為、汚れていない手でポンポンと彼の背中を撫でた。少しずつ落ち着いて来たのを確認し、また後ろを向いて貰う。台所へ両手を付いてお尻を上に突き上げた。
「あっ…主…恥ずかしぃよ…」
「でも慣らさないと痛いでしょう?まぁ…光忠が痛い方が気持ちいいとかいうなら別だけど?」
「やっ、優しくして…」
声を震わせていった彼に小さく頷き笑った。肛門の穴に触れてシワを一つ一つ丁寧に撫でる。私が触れる事にピクンと感じて見えて、お尻をむにむにと形を変えるように揉むと台所に手を付いている彼の手に力がこもった。
「はぁ、んっ…ふぅ…ん、ぁくっ…」
「んー…もういいかな、入れるよ?」
「ぅん…はぁ…きて、ぁああ゙んぅっ!」
「ふふっ…軽く一本は飲み込まれちゃったね?」
ぐちぐち…と挿入した中指がアナルの中を行ったり来たりする。あぁ…柔らかくてなんて温かいのだろう…気持ちいいとうっとりし背筋がゾクゾクした。指を曲げてシコリを探す。ビクンと大きく腰を跳ねさせて、唇を噛み声を抑えようと頑張る彼の姿を見上げた。
「んん゙はぁ…ぁう、んはぁ…」
ぐりっとシコリのようなモノに指を掠めたようでビクンと大きく腰を浮かせた。そこばかり攻め立てれば面白いくらいに声を荒げる、静かにしないと誰かに見られてしまうよ…そう背中越しに伝えれば、涙目で振り返る光忠の姿を見た。
「はぁ、ひぅ…ぁあっ、んぁ…」
「もう一本入れますね…」
「んぁ゙あ!はぁ…んんっ!」
人差し指も簡単に飲み込まれた為、指を二本使って抜き差しを繰り返す。陰茎からはぽたぽたと先走りに近い精液が床へ落ちて、気持ちよさげに喘いでいた。
「あっ!んん!ぁあっ!ぉ、おかしく…おかしく、なるっ!ぁあ゙ぁ!」
「大丈夫、可笑しくなっても貴方が好きよ?」
私の言葉に反応するかのようにきゅんきゅんとアナルが締まった。締まりでまた身体を震わせた光忠に、そろそろ逝きそうだなと私は目を細める。
「ぁあ!あっ、あっ、んんん゙っ!」
「いいよ、逝って…光忠」
「あっ、あぁ!あ、はぁあ゙あーーっっ!」
ビクンビクンと震えてギュウと指を締まらせる。ガクガクと小刻みに痙攣させていたが、欲は吐き出しておらずズルズルと座り込んでしまった。
「逝ってないから辛いよね…」
私は欲で濡れていた。