第2章 彼の後ろ姿(尻)がかなりエロい件について…燭台切光忠
ぺちぺちとお尻を叩いたり、内股を触れて撫でたりを繰り返す。それが妙に感じてしまうのか悶えながらも黒い手袋で必死に声を抑えていた、嫌がりながらも勃起する素直な身体がまた可愛らしいとすりすり彼の背中へ頬ずりする。
「あっ…もぅ、あるじ…やめて、ってば…」
「どうして?私の愛撫が足らない?」
「愛撫って…あのね、今料理中だから…危ないよ」
「そういいつつ乳首の方はたって来たけど。ふふっ…説得力に欠けるね?」
「ひっ!あ、んぁ…は、ぅん゙っ!」
喘ぎ声が大きくなるばかり、いじめるのが楽しくてついつい意地悪してしまう。ファスナーに手を掛けて、ジャージの中に手を入れればインナーの半袖に触れて行き上から乳首を擦ったり指の腹で撫で回せば愛らしい声で啼く。
「はっ…やぁっ…それ、だめっ…」
「駄目?いいの間違いでしょう?」
もっと沢山可愛がってあげるから…どうして欲しい?と彼の背中に呟いて見る。ビクンと震えた光忠は台所に手を付いていた、お玉をかき回すのは止めたようだ。そうしないと立っていられなかったのかも知れない、相変わらず口元には手が添えられていて赤く染まった耳を見た。ちらりと私を見下ろす光忠の熱視線、潤んだ瞳に色っぽい顔で少し身体をくねらせる。しかし優しくはない私は首を傾げていやらしい顔で微笑み、貴方の口で言ってくれないと…してあげられないなと伝えた。ぐっと声を詰まらせる。
「あるじの…いじわる、へんたい…」
「あら、その言葉をいうのはいいけど…こんな私を好きな光忠も私と同じ変態になるけどいいの?」
「…好きだよ、どんな君も…凄く大好き…愛してるって…思えるくらい…」
少し拗ねてしまったように呟かれた愛の言葉に、私は悶えてしまい彼にまた抱き着く。光忠が可愛い…本当はもっと意地悪させたかったが、彼の可愛さを免じて気持ち良くさせてあげようとズボンの中に手を入れて下着も全てズリ下げた。
「ちょっと…待って主!なにやって!?」
「なにって、アナルセックス?」
「なっ!」
「ほら、睾丸もタプタプで結構溜まってるし…私が抜いてあげるよ。なんならズボンや下着を履いたままが良かった?」
そんな事をすれば、べとべとのぐちゃぐちゃになるのは簡単に想像出来る。まぁ…私にはどちらも害はないし選ばせてあげようと考えるが、普通に考えればどちらがいいかなんて聞かなくても分かっている事だった。