第2章 彼の後ろ姿(尻)がかなりエロい件について…燭台切光忠
審神者としての仕事にも慣れて来て、報告書を作成する。目頭を押さえて少し休憩しようと立ち上がった、深夜なので周りは眠っているだろうと考え静かに台所まで歩いて行く。喉が渇いた…少しお茶にしようとドアを開ければ薄明かりが付いており、黒いジャージを着た後ろ姿があった。私は静かに彼の近くまで近付くと後ろから声を掛けて見る。
「光忠…こんな夜遅くに台所でどうしたの?」
「!…驚いたな、まさか主が自分からここに来るなんて。見ての通り…僕は主が夜遅くまで仕事をしていたのを通り過ぎる際に見て、少し夜食でも作って持っていこうかなと思ってね?」
少し驚いたように後ろを振り返った光忠は穏やかな表情で説明しており、彼の手元には鍋がありお玉でくるくるとかき混ぜている。私へ愛情たっぷりの温かい玉子とじスープを作ってくれていたようだった。とても美味しそうである、最近夜は冷え込むからとてもその気遣いはありがたいと思いながらも…大忙しのオカンキャラである光忠に申し訳なくもなった。
「気にしなくても良かったのに、明日も早いでしょう?私の事は気にせず寝て貰っても…」
「それをいうなら主もでしょう?夜遅くまで仕事するなんて…美容と健康に良くないだろうし。なんて…そんなの建前でね。本当は好きな女の子が頑張っているのに、僕がなにも力になってあげられないなんて格好悪いと思わないかい?」
「光忠…」
「好きな人の前だから…格好よく決めたいよね?」
もう少しで出来るから少し待っていて、と照れながらに微笑んだ光忠にありがとうと感謝の言葉を伝えて後ろから抱き締める。ビクッと肩を浮かせた彼はスープをお玉でかき混ぜながら、少し戸惑うように聞いて来た。
「あっ、主…どうしたの?」
「なんでも、ただ光忠を抱き締めたかっただけ…私には気にせずどうぞ調理を続けて下さいな」
と言いつつ、彼の脇の下に手を突っ込みジャージの上から胸を触れてわざとらしく撫でて見たりをする。少し怒るように私に注意する光忠へさわさわと形のよく大きめな尻を後ろから撫で回した。
「なっ…もう、主…僕の身体で弄ばないで」
「それにしていい尻をしていますね、大きめで包容力があり…顔を埋めたくなります」
「あっ、こら…あるじ、お尻は…だめ、だってば…んんっ!」
お尻を私に揉まれたりされる事が好きな光忠は悶えるように甘い声を出し始めた。やはり弄りがいがある