第2章 2

相「ほらほらっ！も～～っ、素直に吐いちゃえって！コーフンしちゃうんだろ？盛り上がっちゃうんだろっ？んなっ♪」
二「盛り上がんねーよ別にっ！…気持ち悪ぃなっ。“キュンキュン”て何だよ。おまえがコーフンしてんだよっ」
松「違うんですか」
二「違いますね」
相「えええ～…？じゃあ、なんで？」
二「なんで、って」
櫻「うん。なんで？」
二「…。…ただ、何となく？」
櫻「『ただ』」
松「『何となく』」
相「――で、キスしてんの！？あんなイチャコラしてんのも、意味ナシ？？」
二「ええ、まあ。特には。ナイですね」
櫻・松・相「・・・」
二「……強いて言うなら」
櫻「言うなら？」
二「そこにケツがあるから触る。そこに唇があるからキスする。ただ、それだけのことです」
櫻「きゅ、急に哲学入ったな…」
松「いやいや。フツーに聞いたら、単なるプレイボーイ発言でしょ、今のは(笑)」
相「え。ね、リーダーもそうなの？そ～んな冷めたカンケイなの？二人は」
松「…冷めてんの？そのカンケイ(笑)」
櫻「そもそも、どのカンケイ？(笑)」
大「…」

ｼｬｺｼｬｺｼｬｺ…

カンケイはね。悪くないんです。

あ。今ね、五人とも同じトコ行ってんの。歯医者さん。まあ、だからとっとと行きゃいいんだけど…。でもなぁ～…。や、別に嫌だからじゃないんだよ？治療とか、俺そんな苦手な方じゃないから。ただね。



メンドクサイの。

行くのが。行くまでが。絶対1回じゃ終わんねぇし。けど…行った方がいいヤツかな～、コレは。やっぱ自分じゃわかんねぇし…。

それに、ほら。アレじゃん？

『芸能人は歯が命！』（ｂｙミッキー）

…だから？(笑)



【『リーダー、うだうだする』の巻】