第8章 後記

ここまで読んでいただきありがとうございます。


櫻「なんかさぁ、怖いよね？現場以外でメンバーとバッタリっての」
二「怖い」
松「アレなんでだろうね。結構…あるよね？」
相「あるね。マッサージとか、あと最近だと歯医者」
二「そう。行ってんのは知ってたけどさ。なんで俺と同じ日の同じ時間帯に被せてくるのか…。ホント謎だよね。そんなファンなの？って」
相「おい。それは俺のセリフだから！」
二「ダメだって言ってんのに勝手に写真撮るし…。ホント困ったもんだよねぇ、熱狂的なファンって」
大「フフ」
相「いいのか？俺より熱狂的なファンなんていないのに。ホントにいんだな？」
二「…なにが」
相「このやべぇ髪型の写真、ネットにアップしちゃうぞ。フツーのファン減らしてやるぞっ？」
二「おまえ…ふざけんなよ！勝手に撮っといてっ！…てか、アップの仕方わかんねーだろ、どうせ！」
相「できますぅ～。翔ちゃんに聞くもーん」
二「ザンネンでしたぁ～。翔ちゃんは俺の味方ですぅ～」
相「違いますぅ～。俺のチームですぅ～」

大「…小学生か」
松「恥ずかしいからほっとこ」
櫻「にしても…ホントすげぇよな、この髪。マジでファンが泣くわ」
大「ホント。マジひでぇ」
松・櫻「…」
大「どうやったらこんなヘンな寝ぐせつくんだ？マジわっかんねぇな…」
松・櫻「…」
二・相「…」

大「ねえ？」
櫻「いや、あの…」
松「えーと。言っていいすか」
相「マツジュン、言わせてあげて」
二「…あのね。そっくりそのままお返しします、それ」
大「へ？」
二「おまえ人の事言えるアタマじゃねーから！」
松「鏡見てってことですね」
相「そこ、ふたりともね」


櫻「…平和だなぁ…」