第2章 2
櫻「…ねぇ。前から聞きたかったんだけどさ。そういう空気に自然となっちゃうの?二人的には」
相「自然となっちゃってたら…ちょっと怖いよね」
松「つか、それもう完全恋人同士だろ(笑)」
櫻「確かに」
相「チューは勢いなんですか?」
二「勢い…ではナイですね」
松「だよな?イヤイヤってカンジでもないし。ネタってワケでもないんでしょ?」
二「…て言うか。そもそもネタをやる必要ないんでね?我々。別に。芸人じゃないんだから」
相「わかった。アレでしょ?リーダーの顔見てたら、こう~…『カワイイな、コイツ!』って。キュン☆ってなっちゃうんじゃない?だからついついチューしちゃう…」
松「おかしくないか?(笑)」
櫻「…そうなの?(笑)」
相「そうなんだって!実はそういうことなんでしょ?盛り上がっちゃうんだよなっ♪」
松「盛り上がっちゃうんですか?(笑)」
相「も~ねっ、キュンキュンですよ!キュンキュンドキュンッ☆だから思わずチュ~したくなっちゃうんだよっ♪」
二「…」
大「…」
シャコシャコシャコ…
そう。盛り上がらないとソコまではいけない。やっぱね。そう簡単じゃないから。『まだ…大丈夫!』って。思っちゃってるからね、自分で。だからナカナカたどり着けないのよ。
…歯医者までは。
『そんなスグは行かなくてもヘーキだな、コレは』って。つい自己判断しちゃう。んで、ついつい違うことを優先させちゃうんですよ。ええ。やりたいことイッパイあるから。そっちが盛り上がっちゃってるからね、今。うん。まぁ…ホントにヤバくなる前には行くだろうけど。