第14章 *膝枕*
くのえさんは俺の太腿を枕にソファにゴロンと横になった。
膝枕。
「なんか、男の人がビシッと着てたスーツを崩したり、こうやってネクタイ緩めたりするのって、すごくえっちでドキッとします。」
そう言って くのえさんの指が俺のネクタイを緩める。
「...ドキッとしました?」
「もちろん。...安室さんのお膝かたーい。」
「そりゃ、女の子みたいに柔なくはないですけど。」
俺としては、横になってる くのえさんの脚が気になってしまう。
...............そしてまた、ショートパンツだし。
「...ひゃっ___安室さん、こそばゆいです。」
くのえさんの太腿を撫でていた。
.....すべすべしていて柔らかい。
くのえさんから批判の目で見られる。
「すみません。つい。」
「安室さんのえっちー。高いですよ。私の太腿。」
「.......なんだか、本当にいけないことをしている気になるな。」
彼女は高校生。彼女は高校生。彼女は高校生。そう自分に言い聞かせた。
「冗談ですよ。...よいしょ。」
そういうと くのえさんは起き上がった。
もう少し、あのままでもよかったんだけど。
「.......安室さん。」
くのえさんは俺の名前を呼ぶと、自分の膝をポンポンと叩いた。
いやいやいやいや、
くのえさんの太腿!
だが........
すべすべ、柔らかい、、、
彼女は高校生、、
どうする!降谷零!
俺は今試されているのか。