第6章 探しものはなんですか?
安室side
公安の仕事も終わり くのえさんの家に向かう。
......今日もエプロンで迎えてくれるだろうか?と小さな期待をする。
家のチャイムを鳴らす。
反応はない。
「...留守なのか?」
「安室さん!」
突然背後から声をかけららる。
「...ごめんなさい。買い忘れちゃったものを買いにもう一度スーパーに行ってたんです。いま、開けますね。」
そう言って鍵を開けてもらい、彼女と一緒に部屋に入った。
「コナンくーん。そろそろ起きて、もう夕方だよ?」
「...ん..な....!!夕方..??」
「ほら、コナン君お昼寝しちゃったでしょ?あれからもう4時間も経ってるよ?すぐご飯作るからね。」
「...コナンくん。君が昨日何を探していたかやっとわかりましたよ。」
「....。」
「...僕らの推理が外れていて欲しいと願うばかりですが、、君が探していたのは如月知佳くんのゆくえですね。君は彼と くのえさんが繋がっていると踏んで くのえさんの家に上がり込んだ、違いますか?」
「...さすがだね、安室のにいちゃん。でも、何もなかったよ。....そうだ! くのえ。目暮警部と知り合いっぽいんだ。安室さん何か知らない?」
「...知りませんね。でも、確かに少し気になりますね。」
『風見か?少し調べて欲しい事があるんだ。...ん?あぁ、別に急ぎじゃなくていい。目暮警部と 結城 くのえという名前について。関係する事件..補導歴なんかあれば手の空いた時にでも調べておいてくれ』
....今から一晩でどれだけの情報が取れるか。