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境界線。【安室透夢小説】

第3章 人を隠すなら××の中。




コナンside

なんだ、この違和感は。
別に、 くのえにあれくらいの弟がいたって不思議じゃない。
もしかしたら従兄弟かもしれない。
だが、なんかひっかかる。
お友達。トモダチ?
それに、ちーくんと呼ばれた少年の顔に何処か見覚えがあった。
どこだ?どこで見たんだ?

「あら?工藤くんどうかしたの?」

「いや、あの、ちーくんって子、どっかで見たことあるんだよなぁ。」

「へぇ。他人の空似じゃないの?」

「んー、、どこだったかなぁ。」

「...まさか、ちまたで騒がれてる事件の被害者とか言うんじゃないでしょうね。」

「!!!!それだ!....如月知佳。隣の地区の児童誘拐殺人事件で誘拐されたまま消息のつかめていなかった小学生だよ。」

だが、なんで くのえと一緒にいるんだ?
まさか、 くのえがこの事件の犯人だっていうのか?
その前の男の子を殺したのも くのえだっていうのか?






「.........2人ともゆっくりこっちに来て。」

背後から くのえの声が聞こえた。
そして手を掴まれる。

「なっ、 .... 結城 くのえ。」

「やっぱり、2人は大人だね。......でも、今日はせっかく遊園地に来てるの。」

「お、大声を出すわよ。」

「...だしてどうするの?この女の人誘拐犯です。って?....ただの子供のイタズラにならないといいね。別に貴方達に酷いことするつもりはないよ。.....したくないから、お願いだから邪魔しないでね。工藤新一くん。」



?!なんで、 くのえが俺のことを....まさか、やつら(黒の組織)と関係があるっていうのか?
ただの高校生だろ。


「さ、みんなが待ってるよ?はやく私たちもクレープ選びに行こう?」

そう言って くのえは俺と灰原の手を引いてみんなの元へ向かった。
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