八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第6章 ページ6、魔法帝
結婚の約束をしたのは、11月上旬
私が14歳、ケイトが10歳の時だった。
ケイト「兄上え^^」むにゃむにゃ
フエゴレオン「ふっ(微笑)
おやすみ」なでなで
あれから、涙を流した後
気持ちよさそうに眠るケイトが、私の服を離さぬ光景に
私は愛しさを感じて笑いながら、その頭を撫で抱き締めながら寝た。
すると…
ケイトはとても嬉しそうに、満面の笑みを浮かべていた。
その中、一つ思った。
『少しは、返せているだろうか…
ケイトが私へ与えてくれた、「幸せ」というものを……』と
それから、翌年の2月に差し掛かった頃…
我がヴァーミリオン家に、来客が訪れた。